【1枚で知る】台湾の将来人口推移〈国連推計1950~2100年〉

台湾の人口推移グラフのアイキャッチ
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台湾の現在の人口は、2,393万人です。6年後の2030年に総人口が2,403万人となりピークを迎えると予測されています。

台湾人口推移グラフ
5年毎人口推移と人口構成比率トレンドを表しています

1988年に2千万人を超えた台湾の人口は、2000年に2,212万人となり、2030年に人口のピークを迎えます。

グラフでは、人口構成比率のうち年少人口(0~14歳)比率の減少が目立ちます。
1972年に624万人の年少人口は、2024年現在300万人と48%まで減少し、1972年の70を超えていた年少人口指数は、現在18となっています。

生産年齢人口(15~64歳)は、2016年のピーク1,748万人から、現在95.4%の1,667万人、人口構成比で69.6%となっています。現在の日本の構成比が60%からみると高い比率といえるでしょう。

台湾の人口構成で今後大きな変化は、老年人口(65歳以上)の増加です。
グラフでは、老年人口を65~74歳、74歳以上に色分けしています。

現在の老年人口は426万人ですが、人口ピーク2030年には125.8%、110万人増の536万人となり、2062年には190.4%、385万人増加の812万人になると予測されています。
老年人口比率は現在17.8%ですが、2030年22.3%、2062年には39.3%と、10人に4人が老年者の社会になるとみられています。

人口構成指数
年少人口指数=年少人口/生産年齢人口×100
老年人口指数=老年人口/生産年齢人口×100
老年化指数=老年人口/年少人口×100
グラフでは、総人口に対する年少人口、生産年齢人口、及び老年人口の比率を使用しています。

老年化指数のトレンド

人口の推移グラフに老年化指数のトレンドを重ねています。

台湾の現在の老年化指数は142ですが、この指数がピークの370となる2065年まで急激に上昇していきます。

年少者1人に対して老年者1.4人から3.7人の社会です。

台湾2030年人口ピークのグラフ
ピーク人口と、2024年から50年後の人口です
【速読解Biz】

データの出典・データの利用と加工
〈出典〉United Nations・Population Division〉World Population Prospects 2022 サイトURL https://population.un.org/wpp/Download/Standard/CSV/
〈利用と加工〉人口動向ラボが2024年6月5日に利用し、グラフ加工しています。

梅花空木 1枚の写真

バイカウツギの花
6月に咲く白い花
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