【東海4県編】全国793の市にみる老年化指数〈2020年国勢調査〉

老年化指数分布、東海4県編のアイキャッチ
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老年化指数は、年少者(0~14歳)に対する老年者(65歳以上)の指数です。
この指数と生産年齢人口(15~64歳)の総人口に占める割合との関係をみると、興味深いチャートになります。
東海4県の全96市の老年化指数の分布を見てみましょう。

東海4県全96市の老年化指数と生産年齢人口比率の相関図
空色文字は県庁所在地です

老年化指数と生産年齢人口比率には、負の相関関係があります。

グラフでは、静岡県熱海市のオレンジの点が老年化指数800を超える市として目立っています。
熱海市は、総人口34,208人、年少人口1,994人(構成比5.8%)、生産年齢人口15,559人(同45.5%)、老年人口(同48.7%)であり、人口構成指数でみると、年少人口指数13、老年人口指数107,従属人口指数120、そして老年化指数は835となっています。
縦軸の生産年齢人口比率45.5%は、東海4県の全市の中で最も低い比率となっています。
熱海市は、古くからの関東の温泉地、保養地ですが、ホテルや旅館を含めたサービス業の多さがこの人口構成になっているようです。

熱海市と同様に伊豆半島にある、下田市508、伊豆市516、伊東市517の3市も老年化指数が500を超える市になっています。

老年化指数が400を超える市として、三重県の尾鷲市519、熊野市467、志摩市472、鳥羽市433があります。いずれも三重県の南に位置する市です。

一方、左上に分布する老年化指数が小さく、生産年齢人口比率が高い市には、緑色の市(愛知県)が集中しています。

東海4県で老年化指数が最も低いのは長久手市102ですが、みよし市128、知立市149、高浜市129、刈谷市149とあわせた5市は、生産年齢人口比率がいずれも65%を超えています。

長久手市は、総人口60,162人、年少指数26、老年化指数26であり、年少人口と老年人口がほぼ同数の街です。生産年齢人口比率は66.0%です。

東海4県全96市で、老年化指数150以下の市は9市ありますが、そのうち8市は、上記の5市のほかに、日進市129、大府市142、安城市144であり、ともに名古屋市と豊田市の間に位置する街であり、トヨタの成長を支える人たちが住んでいるのかもしれません。

ちなみに、老年化指数150以下のもう一つの市は、岐阜県瑞穂市139、総人口56,388人の街です。

全国793市の中で東海全市のポジション

全国793市の中で、東海4県96市のポジションがわかるグラフです。

静岡県熱海市は800を超えるところに、ピンク色でマーキングされていますが、全国の市の中でも老年化指数が高いポジションです。

一方東海4県で、老年化指数が最も低い長久手市は、全国でも最も低い市となっています。

全国793市の老年化指数と生産年齢人口比率との差

データの出典・データの利用と加工
〈出典〉総務省統計局〉令和2年国勢調査・調査の結果 サイトURL https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka.html 
〈利用と加工〉出典のデータを2024年6月10日に利用して加工作成しています

青空と富士
富士のある風景
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