【一目で分かる】国内外国人の地域別人口円グラフと都道府県別マップグラフ

国内外国人人口320万人超に
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直近の令和2年(2020年)国勢調査の結果から地域別、首都圏については4都県の内訳の人口(千人)をグラフにしています。
国内に住む外国籍の総人口は、毎月公表される総務省統計局の各月1日現在人口から推計されますが、都道府県別市区町村別の人口は国勢調査で推計されています。(直近の国勢調査はR2年度です)

2020年現在の地域別外国人人口グラフ
R2年国勢調査による地域別外国人人口です

国内の外国人(国籍)人口は、近年増加しています。

2015年177.5万人の外国人人口は、2020年に274.7万人となっています。
この間の年平均増加率は9.1%ですが、2020年のコロナ影響がない2015年から2019年の期間では、毎年10%を超える人口増加となっています。
コロナ禍の2021年は前年比▲2.5万人の減少になっていますが、2022年から再び増加トレンドになっています。

本年8月20日に公表された各月1日現在人口の確定値は2024年3月1日現在の数値ですが、外国人人口は321万人となっています。
同3月1日現在総人口の10番目は、静岡県353.3万人、11番目が茨城県281.8万人ですので、国内の外国人(国籍)人口はその間の人口規模といえるでしょう。

2020年(R2国勢調査の結果)の都道府県別の外国人人口でみると、首都圏4都県に外国人の41.6%が住んでいます。最も多い東京都には20.5%にあたる56.4万人が住んでいます。

近畿6府県には46.1万人、16.8%、東海3県には45.7万人、16.6%が居住しており、首都圏、近畿及び東海で外国人人口全体の75%、206万人となります。

都道府県別外国人人口比率の推移

このグラフは、県別の外国人比率をマップにしたものです。

このグラフでは、最大値を5%、最小値を0%、そして中間値を2020年の全国平均人口比率平均の2.23%としています。

中間地の黄色から赤の県はこの中間値を超えている比率の県となります。

都道府県別外国人人口比率マップ
2010年及び2020年国勢調査の外国人比率の増加の様子がわかります

県別では、やはり東京都が最も比率の高い都道府県となっています。

北海道、東北エリアは、2020年時点で3.5%、9.6万人の居住となっています。
2010年時点で最も少なかった青森県0.27%が2020年には0.47%と増加、秋田県も0.31%が0.40%と外国人人口比率が低い県でも増加傾向にあります。

年度外国人人口比率
2020年最大値東京都4.18%
最小値秋田県0.40%
全国平均値2.23%
2010年最大値東京都2.46%
最小値青森県0.27%
全国平均値1.30%
R2年及びH22年国勢調査の結果より
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総務省統計局では、各月1日現在人口を毎月公表しています。直近8月20日に公表された本年3月1日確定値での外国人の人口は、3,211千人と公表されています(※)。

対象年(千人)総人口日本人外国人外国人比率
2015年10/1現在127,094125,3191,7751.40%
2020年10/1現在126,146123,3982,7472.18%
2023年10/1現在124,351121,1933,1582.54%
2024年3/1現在124,002120,7923,2102.59%
直近のR2年国勢調査(2020年)では、県及び市町村別の外国人人口が公表されています

※)総務省統計局による各月1日現在人口は、当月に総人口概算値が公表され、その5か月前の1日の総人口と日本人人口が確定値として公表されています。8月20日には3月確定値が公表され、本サイトでは、外国人=総人口-日本人人口として算出しています。
その毎月1日現在の人口(総人口及び日本人人口)の算出式は以下の通りです。
総人口 =基準人口(総数)+自然動態(日本人・外国人)+社会動態(日本人・外国人)
日本人人口=基準人口(日本人)+自然動態(日本人)+社会動態(日本人)+国籍の異動による純増減
この2式より、外国人人口とは下記の内容となります。
外国人人口=総人口-日本人人口=自然動態(外国人)+社会動態(外国人)+国籍の移動による純増減

データの出典・データの利用と加工
〈出典〉総務省統計局HP〉国勢調査・e-Stat 国勢調査サイトURL国勢調査 | すべて | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp) 及び、人口推計の結果の概要〉各年10月1日現在人口 URL 統計局ホームページ/人口推計の結果の概要 (stat.go.jp)
〈利用と加工〉人口動向ラボが2024年9月1日に利用し、グラフ加工しています。

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