1枚で分かる東京13町村の人口予測
国立社会保障・人口問題研究所では、2020年から2050年迄、5年毎の総人口の将来推計を公開しています。
人口減少の日本の中で、東京の人口増加があります。
東京の区市町村のうち、都下13町村の将来推計を見てみましょう。
人口減少幅の大きい多摩西部町村
2020年から2050年の30年間で、日本全体では▲17.0%、▲2,145.9万人の総人口減少と推計されています。
東京都は、その中で2050年までに2020年比で、2.5%、35.2万人の増加となり、東京一極集中は更に加速するとみられています。
東京全体では増加するものの、東京都下のうち島しょ部と多摩西部にある13の町村部では、同比で、▲27.4%と大幅に減少すると推計されています。
2020年に8.0万人の13町村人口が、2050年には、▲2.2万人の減少となり、5.8万人になるとみられています。
都下13町村を、多摩西部4町村と島しょ部9町村にわけています。
町村は人口規模に違いがあり、増減人数では大きな差がありますが、人口増減率では、御蔵島村を除くと総じて2割前後となり、人口減少は激しいといえます。
御蔵島村(2020年現在総人口323人)は、増減率+1%の327人、+4名と同規模の人口を保つとみられています。
一方、13町村で最大総人口の瑞穂町(2020年現在31,765名)は、▲28.0%、▲8,892人と推計され、平均1年で約300人の減少が推計されていて、最も大きな人口減少数になっています。
【速読解Biz】
出典を2024年4月16日利用・加工して作成したものです。
出典:7国立社会保障・人口問題研究所HP〉将来推計・世帯数〉日本の地域別将来推計人口(令和5年(2023)年推計)〉結果表1総人口及び指数・URL https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/2gaiyo_hyo/kekkahyo1.xlsx