【一目で分かる】日本人口の推移・1600年~2120年まで〈散布図〉

散布図で知る1600年から2120年までの日本人口の推移グラフのアイキャッチ画像です
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2100年日本の総人口は半減し、6,278万人(中位推計)になると予測されています。

1600年から2120年までの日本人口推移を表す散布図
一目で分かる1600年から2120年までの日本人口推移の散布図

日本の総人口は、2008年(H20)12,808万人でピークアウトしました。

直近12,435万人(R5.10.1確定値)、15年で374万人の減少となっています。この減少は、静岡県(人口県順位10位)に相当する人口です。50年後には直近比2/3へ、2100年は人口が半分になると推計されています。

人口増加は、過去2回あります。
ひとつは1600年関ヶ原の戦い以降の江戸時代前半です。政治の安定、新田開発、そして江戸の経済的発展により約2.5倍の人口増をもたらしました。
しかし元禄過ぎからの後半は1732年享保、1755年宝暦、1782〜87年天明と3つの大飢饉もあり、人口増がない時代でした。
2回目は、明治から平成までの人口増であり、昭和の成長期といえるでしょう。

そして今は、日本が過去に経験のない初めての人口激減の100年間に入っています。

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(説明文:文字数369文字)

【速読解Biz】

データの出典元とデータの利用と加工

総人口推移の折れ線グラフ作成時の採用データは、丸印のマーカーをつけています。
丸印の間隔があいている年には人口データがありません。例えば、図中1847年以前のデータはグラフ内の2点とグラフ外目盛軸左側の1150年(684万人)のデータのみです。又、出典〈A2〉から〈A5〉までは示された各年データから5年単位データを使用して加工しています。

下記の出典〈A〉の4つの表をDownloadし、2024年3月21日利用・加工して当サイト“人口動向ラボ”が作成したものです。
直近の総人口の確定値は出典〈B〉から引用しています。

出典:国立社会保障・人口問題研究所HP〉〈A1〉URL:-人口統計資料集(2023)改訂版- (ipss.go.jp) 〈A2〉URL:-人口統計資料集(2023)改訂版- (ipss.go.jp) 〈A3〉URL:-人口統計資料集(2023)改訂版- (ipss.go.jp) 〈A4〉URL:10-1.xlsx (live.com) 〈A5〉URL:s10-1.xlsx (live.com)

出典〈B〉総務省統計局〉人口推計〉令和6年2月報(令和6年2月20公表)/URL:https://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/202402.pdf

日本の人口は急速に減少しており、21世紀はその黄昏時を迎えています。写真は東京銀座の黄昏のアート風に加工した風景写真です。
夕暮れの銀座を行き交う車

世界の人口推移を知ろう

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