1枚のグラフで分かる中国人口推移
中国の総人口は2024年1月1日現在13億6,674万人、2年後の2026年13億7,096万人と人口ピークを迎えると予測されています。
1分で説明する中国人口推移
総人口は、30年後には90.1%12.35億人(中位推計、以下同)、50年後73.8%10.11億人となり、2100年には54.5%7.47億人と約半分近くまで減少すると予測されています。
中国の総人口のピークは2年後ですが、人口ボーナス期と言われる生産年齢人口(15~64歳)増加の時代はすでに終わり、次のステージに入っています。
国家の社会保障費用の過多を左右する老年者の比率は、2024年推計9.6%であり、30年後2054年に25.1%と予測されています。
老年化指数(※1)は今年50であり、年少者比率と老年者比率が交差する(指数100)のは2035年と予測されていますので、少子化は進んでいますが、中国の高齢化社会の到来はまだといえます。
(2024年4月時点公開データベース)
(説明文:文字数318文字)
※1 老年化指数=(老年者人口・65歳以上)/(年少者人口・15歳未満)×100
参考:中国人口推移と老年化指数トレンド
中国総人口の推移のグラフに、中国と日本の老年化指数(老年者人口/年少者人口×100)の推移を組み合わせたグラフです。
2024年現在の老年化指数は、日本の265に対して中国は50であり、総人口推移の形は似ていても、日本は高齢化の状況が深刻なことがわかります。
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下記の出典〈A〉の表を2024年4月6日にDownloadし、利用・加工して当サイト“人口動向ラボ”が作成したものです。
出典〈A〉:United Nations・Population Division〉Data〉World Population Prospect(URL https://population.un.org/wpp/Download/Standard/CSV/ )