【マップグラフで知る】中南米諸国の将来人口・2050年までの人口変化

中南米諸国の将来人口変化を知るグラフ
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中南米諸国の将来人口(※)の動向です。
北米、カリブ諸国を含めて、2050年までの人口増加率を見てみましょう。

中南米諸国の将来人口
2020年から2050年までの30年間の人口増減率を示しています

※)人口データは下段の出典/国連WPP2022による中位予測人口を使用しています。

大陸ごとの2020年から2050年までの人口増加率は以下のようになっています。

※人口単位:千人、2024年1月1日現在の世界人口は8,082,071千人です。

上のマップグラフの色中央値を、全アメリカの人口増加率14.4%としています。
赤い色ほど人口増加率が高く、青い色は人口増加率が少ないもしくは人口減少となっている国を示しています。

アメリカの地域別の人口増加率です。

地域2020年2050年人口増加率
カリブ諸国43,83247,7558.9%
中米175,637210,12819.6%
南米430,054490,83214.1%
北米373,272421,00112.8%
合計1,022,7961,169,71614.4%
※人口単位:千人、2024年1月1日現在の全アメリカ人口は1,047,448千人です。

中央アメリカ(中米)をみると、メキシコの下にあたる国々が赤く染まっています。今後人口が増加する中米諸国です。

グアテマラ+42.3%、ホンジュラス+41.5%が4割超の増加、ニカラグア+35.2%、パナマ+34.1%が3割以上の増加となっています。

南アメリカ(南米)では、中央の赤く示されるボリビアは+39.5%、その下のパラグアイ+30.4%と、高い人口増加が予測されています。
また、ペルー+26.7%、エクアドル+27.1%、ベネズエラ+25.3%が2割を超える人口増加予測となっています。
南米では、唯一ウルグアイが▲2.5%の人口減少が予測されています。

次にカリブ海諸国を見てみます。
グラフでは、キューバが青く、東に隣接するハイチが赤く示されています。
次のグラフで、カリブ諸国のみをみてみます。

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キューバは、2050年までに▲11%の人口減少へ

カリブ諸国の内、人口が最大であったキューバは2016年に既に人口1,134万人となり、ピークを越えて人口減少の国になっています。

キューバの東に位置するハイチは人口増加を続けており、2021年にはキューバの人口を超えてカリブ最大人口の国になっています。

カリブ諸国の将来人口
2020年から2050年までの30年間の人口増減率を示しています

データの出典・データの利用と加工
〈出典〉United Nations・Population Division〉World Population Prospects 2022 
サイトURL https://population.un.org/wpp/Download/Standard/CSV/
〈利用と加工〉人口動向ラボが2024年8月17日に利用し、グラフ加工しています。

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