【一目で分かる】東京23区の総人口予測〈区別にみる10年毎の人口動向〉

人口が増え続けている東京23区グラフのアイキャッチ
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国立社会保障・人口問題研究所では、2020年から2050年迄、5年毎の総人口の将来推計を公開しています。

人口減少の日本の中での東京、更にその中の東京23区の将来推計を見てみましょう。

東京23区の将来の人口動向、区別及び10年毎の増減人数と30年後までの増減率です
東京23区を5つのエリアに分けて区ごとの10年増減人数等を示しています

2020年から2050年の30年間で、日本全体では▲17.0%、▲2,145.9万人の総人口減少と推計されています。

しかし、東京都は、その中で2050年までに2020年比で、2.5%、35.2万人の増加となり、東京一極集中は更に加速するとみられています。更に、東京23区は、同比で、5.4%、52万人増加となるとみられています。

但し、東京都も、2040年から2050年にかけて▲10.8万人の減少に、東京23区も2045年から2050年にかけて▲2.5万人の減少になると推計されています。

グラフは、東京23区を便宜的に6つのエリアにわけています。

23区のうち、人口増減率では都心3区が、2050年までに21.5%と更に大きく人口が増加すると推計されています。

増加人数では、江東区が顕著です。江東区の2020年人口は2020年52.4万人ですが、2050年には68.3万人(+13.0%)となり、6.8万人が増加すると推計されています。

2020年、最大人数94.3万人の世田谷区は、今後も人口増加は継続するものの、2045年以降が減少傾向になると推計されています。

2050年比較で減少する区は、江戸川区▲2.7%(△1.8万人)、葛飾区▲0.5%(△0.2万人)の2区となっています。

【速読解Biz】

データの出典元・データの利用と加工
下記の出典データを、2024年4月16日利用・加工して作成したものです。
出典:国立社会保障・人口問題研究所HP〉将来推計・世帯数〉日本の地域別将来推計人口(令和5年(2023)年推計)〉〉結果表1総人口及び指数・URL https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/2gaiyo_hyo/kekkahyo1.xlsx

アート風に加工したお茶の水の聖橋からみた都心風景の写真です
聖橋にて
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