【グラフで見る】首都圏環七沿いに住む外国人区市町村別人口マップ

環七の風景写真
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国内に住む外国籍の総人口は、毎月公表される総務省統計局の各月1日現在人口から推計されますが、都道府県別市区町村別の人口は、国勢調査で推計されています。

直近のR2年国勢調査から東京都心を中心に区市町村別の外国人人口をマップグラフにしています。

首都圏外国人分布マップ
都心の区市町村別外国人人口マップと環七ルートを示しています
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本年3月1日現在国内に住む外国人は320万人を超えていますが、都道府県別または市区町村別の外国人(国籍)人口は国勢調査によります。
直近R2年国勢調査による同年10月1日現在の外国人人口は274.7万人で、そのうち4割強41.6%、114.2万人が首都4都県に居住しています。
そして東京都には、全国の2割強の20.6%、56.3万人が住んでいます。

今回、東京都心を中心に区市町村別に人口分布マップを作成しましたが、都心の環状七号線沿いに住む外国人が多いのが見て取れます。

環七通りがある区は、東京都目黒区、大田区、世田谷区、中野区、杉並区、北区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区そして江戸川区の11区です。
この11区には東京都に住む外国人の約半数にあたる26.7万人が住んでいます。この人口は全国の9.6%、約1割にあたり、外国人が集中して住んでいるエリアになっています。

全国における外国人人口の多い市区町村で、3万人以上の人口は下表の7区市です。この中の環七が通る区は4区あり、他の3市区もその4区に接してる市区となっています。

No県・区市名外国人人口日本人人口外国人人口比率環七
1東京都新宿区38,557310,82812.40%
2東京都江戸川区37,083660,8495.61%
3埼玉県川口市36,951557,3236.63%
4東京都足立区34,229660,8145.18%
5東京都板橋区33,701550,7826.12%
6東京都大田区31,571716,5104.41%
7東京都江東区30,000494,3106.07%
R2年(2020)10月1日現在の区市町村別人口上位5区市、〇印は環七通りの区です

全国の行政区をもつ政令指定都市のうち7市は、全市で3万人を超える外国人が住んでいます。その人口は以下の通りです。
・横浜市:203,591人
・川崎市:46,026人
・名古屋市:81,412人
・京都市:44、025人
・大阪市:138,064
・神戸市:45,987人
・福岡市:38,671人

ちなみに、外国人人口比率の高い区市町村は、
・大阪府生野区:21.8%(日本人99,578人、外国人27,731人)
となっています。
また横浜中華街がある
・横浜市中区:11.0%(日本人134,796人、外国人16,592人)
となっています

データの出典・データの利用と加工
〈出典〉総務省統計局HP〉国勢調査・e-Stat 国勢調査サイトURL国勢調査 | すべて | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)
〈利用と加工〉人口動向ラボが2024年9月4日に利用し、グラフ加工しています。

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