【1枚のグラフ】英国の年齢3区分人口推移〈1950~2100年〉

今年7月に総選挙を迎える英国の総人口推移
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今年の7月4日に総選挙を迎えるイギリス、そのイギリスの将来人口は国連で推計されています。

国連推計による1950年から2100年までの推計です。5年毎のグラフです。
表中の数字は、2025年、50年前1975年、50年後2075年の人口を表しています

2024年現在の英国の人口は、3,355万人と推計されています。

英国は人口の増加が続いています。過去10年の年平均増加率は0.61%で、今後10年でも年平均0.34%の増加率で人口が増える予定です。

総人口のピークは52年後の2076年で、243万人増、107.2%の3,598万人と推計されています。(国連World Population Prospects 2022/中位推計)

年少人口は52年前の1972年にピークを迎え減少していますが、非常にゆっくりであり、52年後のピーク年でも年少者は現在の84%に留まるとの予測です。

生産年齢人口は、9年後の2033年、同人口比101.3%ですので、今後も働き手の人口は微増ですが増加することになります。

老年人口は、増加傾向にあります。
22世紀に向け増加していきます。人口ピーク予測の2076年で現行比174%の増加、現在612万人の老年人口は、1,064万人と1千万人を超えますが、人口構成比は30%です。老年人口30%は、現在の日本の構成比と同様です。

英国は、名目GDP直近10年の平均成長率は4.7%となっています。
国の大きな資源である人口の増加は、今後の英国の継続的な成長を支える予測といえるでしょう。

英国の老年化指数トレンド

英国の老年化指数は、2024年103です。
老年化指数
=老年人口/年少人口×100

英国は現在100を超えたところで、年少者と老年者がほぼ同数の社会です。

日本は、老年者が年少者の約2.5倍の社会です。日本は1997年に100を超えています。

英国の老年化指数トレンド
英国の老年化指数と日本の指数を国連データで比較
【速読解Biz】

データの出典・データの利用と加工
〈出典〉United Nations・Population Division〉World Population Prospects 2022 
サイトURL https://population.un.org/wpp/Download/Standard/CSV/ 
Download file➡[Sub-Group:Population]・[Files:1950-2100(ZIP,12.47MB) ]・[Description:Population on 01 January, by 5-year age groups.]
〈利用と加工〉人口動向ラボが2024年6月1日に利用し、グラフ加工しています。

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